セル

「セル」

セル(字幕版)

セル(字幕版)

スティーブン・キング原作。
ジョン・キューザックサミュエル・L・ジャクソン 
 
作家クレイが人があふれる空港で、妻、そして息子と電話で話し終えたその時、周りの異変が唐突に始まった。
人々が突然狂気に変わり、他の人を襲い掛かったのだ。空港はパニック状態。
一つ分かったことは、狂気化した人は全員携帯電話で話をしていたという事。
妻と息子の安否を確かめる為に家に向かうのだが、そこまでの道のりは決して楽なものではなかった。
 
 
「携帯電話」をモチーフにした斬新なパニック・ホラー。
邦画でも「着信アリ」というホラーのヒット作があったが、
こっちはいうなれば「ゾンビもの」に近い印象。
感染源が「携帯」から聞こえる音声、と言った所。
 
生存者が夢の中で見る「フードを被った男」
「終着点で電話しろ」と託された携帯電話。
謎めいたキーワードが用意されている点はこの手の話としてはいい感じだと思う。
後はちゃんとバラまいた伏線が拾ってあれば良かったんだけど。
こういったパニックホラー作品はそういうのを投げっぱなしなのが結構多い。
1から10まで説明はいらないとは思うけど、その辺は好みの分かれる所かな。