秘密 THE TOP SECRET

「秘密 THE TOP SECRET」

生田斗真主演。コミックの映画化。
 
死体の脳に電気信号を送り、死体が見た記憶を映像化できるという
画期的システムが開発され、警察内の特別チーム「第九」に委ねられた。
得られた情報は証拠としては認められていないが、
死体が見た記憶は行き詰る捜査に大きく力を発揮できる。
しかし、使用者への課題もあった。
28人を殺した猟奇殺人で捕まった死刑囚の「記憶」を見た捜査員の精神に与えた影響が大きく、
6人が自殺、1人が精神障害を起こすという事件後の惨劇があったのだ。
そんな中、また一人の死刑囚の「記憶」が抽出された。
死刑囚は自分の家族を惨殺した父親だったが、その映像には驚くべきものが映し出されていた。
 
 
面白い設定。最近別のコミックで、死体の観た記憶が眼球に残っており、
映像として抽出可能という設定の刑事のものを読んだばかりで、
どこか被るものを感じたがストーリーは別物。
 
大きくはこの「第九」というチームと真犯人との頭脳対決
 
死体から取り出した「記憶」は捜査員達の各端末で見る事も記録も可能。
だとしたら、生田斗真が頭に仰々しい装置を付けて映像を見る事になっていたのは何故なんだろう?
とか思った。他の捜査員と一緒にモニターに映し出された映像を見る、では駄目だったのか。
5時間もあの装置を頭に付けてフラフラになって出てくる、なんてしなくても、
録画しておいた裏番組を後から観るぐらいの感覚で休み休み見ればいいんじゃないの?
とか思ってしまったw
誰か一人は媒体となってあれをやらないといけないシステムだったのかな?
 
同様に所々何故そういった回りくどい事になってるのか良く分からない箇所があったが、
重要なのはそこではないので、キニシナイ(←思いっきり気にしてたじゃないか)
 
シーン演出としてはホラーでも見せているかの様な箇所もあるので、その辺弱い人は若干覚悟が必要。