彼女は存在しない

浦賀和宏「彼女は存在しない」を読んだ。

彼女は存在しない (幻冬舎文庫)

彼女は存在しない (幻冬舎文庫)

もうタイトルからしプンプン臭う叙述臭w
おまけに「多重人格」ってw
だいたい、話に「多重人格」が出てきたり、
精神科医が出てきたり、
「記憶が飛んでる」とかなってたり、
っていうのは叙述トリックのフラグだよね。
 
で、今回は「多重人格」
もう叙述トリックは間違いないとして、
後は、登場人物の誰と誰が同一人物なのか?
って所が話のミソ。
 
この手の話は、ほんとに好物
本作では若干物足りなさを感じたけど、
こういうのは嫌いじゃないので良しとする(何故か上からw)。