特撮博物館

名古屋市博物館で開催中の
「館長 庵野秀明 特撮博物館に行ってきた。
 
去年の年末から開催されており、今週末で終了と言う事で、
駆け込みで行ってきた。
連休と言う事もあってか、人出もかなりのようだ。
 
ウルトラマンシリーズなどでおなじみの円谷プロの、
特撮モノの博物館と言う事で、エヴァンゲリオンの監督である
庵野が解説コメントを付けている。
 
庵野秀明の名前に釣られてエヴァファンが行っても、
エヴァのエの字も出てこないので注意が必要だ。
 
前半は、円谷プロの特撮モノで実際に使用された、
ゴジラの着ぐるみだとか、絵コンテだとか様々なものが展示されている。
残念ながら、そちらは一切撮影禁止だ。
 
後半は、劇場版エヴァンゲリオンで同時公開され、
昨年、TVでも放送された特撮短編映画巨神兵 東京に現る」の上映、
そのメイキングの上映、特撮セット(撮影可)、がある。
 
個人的な興味は8割後半の巨神兵関連だった。
メイキング映像は自分的にかなり衝撃的だった。
エヴァ公開の時に劇場で「巨神兵 東京に現る」を観ていた訳だけど、
「へぇ〜」程度の感想だった。
東京の街並みに、CGの巨神兵を上手い事合成したものと思い込んでいたからだ。
ところが、メイキングを見る限り、CGは殆ど使用していない
CGは巨神兵が口から放つビームぐらい。
巨神兵人の手によって動かされており、爆発はもちろん、
大爆発のきのこ雲までも手作りによるものだった。
驚くべきは、映されていた東京の街並み
そのどれもがジオラマによるものだったのだ。
 
今の時代、何でもかんでもCGで表現できてしまう中、
あえて特撮セット、特撮技術で挑んだ作品だったんだね。
それを踏まえて、館内で上映されていた「巨神兵 東京に現る」の本編を
改めてみたら、見る目が180度変わって見えた。 
劇場公開時にもメイキングも合わせて流すべきだったんじゃないかと。
 
で、その東京の街並みのセットのごく一部が再現されており、
撮影可能エリアとなっていたので、皆夢中になってカメラ構えていたよ。

展示されていたウルトラマン遠近法を考えて手を大きめにしてある。

正面から撮ると、「ジュワ!」 カッコイイ!

続いて、ジオラマセット
アングルを人目線で撮影すると、
ぱっと見で実写の街並みの風景にしか見えない。 







 
全景だとこんな感じ。

 
おみやげに、巨神兵の限定フィギアを買ってきた。



 
<お遊び>
ちょっとコンビニ行って来る

 
二人乗りはいけません