イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

ベネディクト・カンバーバッチ主演。
歴史ドラマ。
第二次大戦中、ドイツ軍の暗号機エニグマの解読に挑んだ天才数学者アラン。
偏屈で変わり者の為、解読チームに配属されるも孤立状態となる。
それでも解読不可能と呼ばれた「エニグマ」解読への執念が、周りの人間すら突き動かしていく。
そして彼には、他人は勿論、愛する妻にさえ言う事が許されない秘密があった…。
 
 
実話を基にした物語らしい。
エニグマ」を題材にした映画はこれまでもあったが、実際観たのは初めてだった。
主人公のアランの幼少期も描かれているが、何故彼があの「秘密」を持つに至ったのかが
描かれていないのが少し残念だ。
 
それにしても、こういった「学者」とか「技術者」って、大概偏屈な人種に描かれている事が多い。
人とのコミュニケーション能力に今一つ欠けていて、空気を読まず、
常に「正しい事を言って何が悪い?」ぐらいの感じでしか人と話せない。
理論立った話はスラスラできるのに、人間の感情とかそう言ったはっきりしないものについての
話になると、途端に弱くなる。
 
正にそう思うw