スターウォーズ フォースの覚醒

スターウォーズ フォースの覚醒」

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 オリジナル・サウンドトラック(初回スリーブ仕様)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 オリジナル・サウンドトラック(初回スリーブ仕様)

エピソード7。
遙か彼方の銀河系。
かつての帝国軍に代わり、銀河に脅威をもたらしていたのは「ファースト・オーダー」と呼ばれる集団だった。
それに対抗していたのはレイア将軍(エピソード4〜6のヒロインレイア姫)が率いるレジスタンス達。
フォースの騎士「ルーク・スカイウォーカー」の所在を示す地図をレイアの元に届ける為に、記憶メモリーを託された
サッカーボールの様なドロイド「BB−8」。偶然、砂漠の惑星で少女レイと出会い、行動を共にする事になる。
 
SFアクションエンターテイメント作品として、十分楽しめる内容となっている。
ただ少なくともエピソード4、つまりスターウォーズの一作目は観ていないと話が良く分からないと思う。
レイアとハンソロ、そしてルークの三人の関係を把握する為には、エピソード4〜6を観てい置く必要がある。
逆に言うと、エピソード1〜3(シリーズ4〜6作目)は観ていなくても大丈夫だと思う。
 
特撮技術や演出も多種多様になった現在、これまでのスターウォーズシリーズに何の思い入れも無い人が観ても、本作に特別何かを感じる事も無いのかもしれない。
逆に、思い入れがある人が観ると、余計にプラスにもマイナスにも振れ幅が大きくなる気もする。
 
 
若干ネタバレになるけど、気にせず書いていくと、
話の展開が、エピソード4のオマージュとなっている様だ。
エピソード4で、レイア姫のメッセージを託されたR2D2と砂漠の星で偶然出会ったルーク。
レジスタンスと共に、デススターの破壊に挑む。って流れがそのまんま。
個人的には悪くは無いと思う。
 
スケールダウンしたダースベイダーの様な敵キャラの登場。これは残念。
やはりあの「ダースベイダー」の様な強烈なインパクトのキャラクターは簡単には作れないんだな、と痛感。
北斗の拳の、ラオウ以後の話を読んでいた時の感覚を思い出した。
いつまでもラオウ伝説にしがみつき、それに絡めて新キャラクター出すけれど、
結局ラオウインパクトを超えるものは生まれてこず。みたいな感じ。
 
いつまでもその伝説にしがみついている様ではそれを超えるキャラクターは生まれてこないよね。
むしろ無理矢理話を繋ぎ合わそうとする方が、かつての伝説に傷を付ける事になる気がする。
 
ってか、何故か北斗の拳のレビューになってる!w
マッドマックス観た影響か?w