CS終了

クライマックスシリーズが終了。
　
巨人が日本シリーズへと進んだ。
中日は３連勝の王手の状態からの３連敗。
　
結果は残念だが、
「むしろよく３連勝してくれた」という感想。
　
とにかく、吉見、ソト、中田賢と先発投手が離脱して
シーズン中に大して投げてない大野、伊藤、山本昌での３勝。
これは大きかった。
しかし最後はやはり自力に勝る巨人に軍配が上がったようだ。
　
「どうせ負けるなら最初から３連敗でよかった」
なんて声も聞こえるけど、そんな事は無い。
　
今年で引退する英智。
彼にしてみれば、１試合でも長く続けば現役が続くのだ。
日本シリーズの最後までグラウンドを駆け巡りたかったろうが、
それは叶わなかった。
でも第６戦まで戦えた事は彼にとって幸運だったのかもしれない。
　
そもそも、クライマックスシリーズで試合に出れる技術を持ってるのに
何故引退しなければならないのだろう？
ベンチにも入れない２軍の外野手はどうなってるんだ？って話だ。

代走に出るぐらい足は元気。
ホーム最終戦でホームベースから外野スタンドにボールを放り込むぐらいの
大遠投見せたぐらい肩も元気。
確かに打撃が駄目なのは分かる。
でも英智が守備の人という事は別に今に始まった事ではない。
「守備の人」どころか「守備のスペシャリスト」じゃないか。
外野守備において、現状でも中日で英智以上の選手がいるか？
大島？　確かに守備範囲の広さからも英智に匹敵するかもしれないが、
バックホームするあのレーザービームはまだ英智は健在。
肩の良さ、正確さはまだ英智が上なのではないか？
　
どちらが上かは議論がわかれるかもしれないが、
しかし、それぐらいまだやれる選手だと言う事だ。
　
今後は中日に残って守備コーチをやるそうだが、
何とも惜しい話だ。
中日が日本シリーズに進めなかった事よりも、
そちらの方が残念だった。