ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 」を観てきた。
 
前作「破」が面白かっただけに、今作もかなりの期待。
 
・・・だっただけに、残念
ネタばれになるので詳しくは書かないが、
「これまでの」エヴァを気に入っていた人の多くが
驚き、そして落胆するのではないかと思う。
 
これでは何のことやらなので、
もう少し補足すれば、
「違うアニメを観ているようだ」
ということ。
 
これは言い回しではなく、
結構ストレートな感想。

これまでの近未来SFアニメ、から、
異次元SFアニメに成ってしまったかの様だ。

形容するとしたら、
テーブルの上に、包丁、まな板などを並べ、
「まずお肉をトントンと叩いていきます」
「こちらのトレーにお肉を並べ下味に漬け込みます」
「次に材料をみじん切りにします」
「ボールに入れ各種調味料を加えてよく混ぜ、ソースをつくります」
「お肉にしっかりと味が染み込んだ所で、
テーブルをひっくり返します
っていう料理番組。
しかもそれで終わりでなく、
その床に散らばった状態でも尚料理が進行していく・・・。
そんな料理番組を観ている感じ。
 
これは誰向けに作られた作品なんだろう?
これで喜んでいるのは作り手と一部のコアな層なんじゃないかな?