博士と彼女のセオリー

博士と彼女のセオリー

物理学者スティーブン・ホーキンス博士と妻ジェーンの人生を描いた。
ホーキンス博士とジェーンとの出会いのシーンから物語は始まる。
に侵され、段々と不自由になっていく身体と戦いながらも、
宇宙への探求心を忘れないホーキンス博士。
それを献身的に介護しているジェーン、そして周りの人々。

本人の人柄の良さなのか、ホーキンス博士の周りには彼をバックアップしてくれる
良き友人、知人が多かったのだな、と思う。
おおよそ科学者のイメージというと偏屈で人付き合いが苦手で、周りから敬遠される存在、
という感じなのだが、映画の中の彼はそうでもない。

映画化にするにあたり、当然当人達の許可を貰っているとは思うが、
本来世間には伏せておきたいであろう部分とかしっかり映像化しているのは偉いと思った。

とか言いながら私が知らないだけで、世間には全く伏せられていない部分であり、
その辺を美化してイメージ回復の為に映像化されたのではとか邪推してしまう辺りが、
「自分は人格者じゃないなぁ」と感じる部分でもあるw