００７／スペクター

「００７／スペクター」
ダニエル・グレイグ主演。

「007/スペクター」オリジナル・サウンドトラック

　
００７シリーズ２４作目。
前作スカイフォールからの続き。
ボンドの勝手な行動がＭＩ６で問題となり、エージェント・００（ダブルオー）の存続自体に問題が及ぶ。
ボンドは単独である人物を追っており、その背景には巨大犯罪組織スペクターが関わっていた。
　
ショーン・コネリー演じていた往年の００７シリーズの宿敵スペクターが登場。
内容的にも、かつてのシリーズのオマージュと思わせる様な場面があちらこちらに見えて嬉しい。
豪華列車の客車内での格闘は「ロシアより愛をこめて」と思わせるし、
クレーターに作られたスペクターの基地は「二度死ぬ」を思い出した。
何より、宿敵ブロフェルド。可愛がっていたペルシャ猫も登場。
登場したブロフェルド、顔に傷痕が無かったので「顔をケガするぞ、気を付けろブロちゃん」
と思って見ていたら、思った通り顔にケガしたー！ｗ
　
他にもあったのかもしれないが、パッと思いついたのでその辺り。
　
内容的には、突っ込みたい所が少々あるけど（特にラスト辺りとか）。
もっと伏線とか散りばめておいて貰って、最後に拾われていく感じが良かったけどな。
例えば、
序盤にＱの部屋に訪れたボンドが、作業台みたいな所に置いてある銃を何気なく手に取る。
Ｑに「そこら辺勝手に触らないで」とばかりにパッと取り上げられる。
忘れた頃にそういうのが現れて思わぬ威力を発揮する、とかね。
ヘリを撃ち落すシーンとかでハンドガンを使われるより、こういうのが登場した方が
説得力増すじゃない？
　
ダニエル・グレイグのジェームズ・ボンドも今作でラストとかいう噂も聞いたが。
次回のボンドは誰がやるにしても楽しみだ。