ストレイヤーズ・クロニクル

「ストレイヤーズ・クロニクル」

ストレイヤーズ・クロニクル Blu-ray

ストレイヤーズ・クロニクル Blu-ray

岡田将生主演。染谷将太成海璃子
政府の極秘機関によって誕生した特殊能力を持った子供達。
成長し若者となった彼らは、そのまま極秘機関の管轄下で生きる者と、逃げ出して陰に身をひそめる者とに分かれた。
逃げ出した者達は「アゲハ」と名乗り、自分を生み出した者達への復讐へと動き出した。
 
透視能力がある者、人の心臓の音すら聞き分けれる程聴覚に優れた者、
高速に動ける者、自分の身体を鉄の様に固く変えれる者、相手の動きの先を読める者、など。
いうなればサイボーグ009の様な感じの特殊能力を持った主人公達とその敵「アゲハ」。
 
悪くは無いんだけど、その能力がしっくりこない
例えば、聴覚に優れ、周りの音が聞こえ過ぎるぐらい聞こえる能力を持っている少女は、
家に帰って入って来るなり、部屋の中にいる人物に驚く。「なんでいるの?」みたいに。
逆に問いたい。「なんで聞こえてなかったの?」って。
部屋に入る随分前から分かっていても良さそうなのだが。
2階から降りてきた別の能力を持った男が「話し声が聞こえた」って降りてくるぐらい
話し声が聞こえていたにもかかわらず、聴覚少女は聞こえていなかった不思議、とか。
 
相手の先の行動が読める能力を持っている主人公なのに、度々読んでいないやられ方をする。
見ようと意識しないと見れないのかな?
だとしたら、不意に襲われる分には全く役に立たないのかな・・?
それ全然強くなさそう…w
 
話的にも、例えば殺したくない相手を殺すしか解決の糸口が見えない状況だったとしても、
観ている側が「そうきたか」と思わせる様な解決方法を見せてくれるのがエンターテイメント作品じゃないかな?
って思う。作り手の見せ所というか。そういった点でちょっと残念感。