オートマタ

「オートマタ」

オートマタ [Blu-ray]

オートマタ [Blu-ray]

 
アントニオ・バンデラス主演。
2040年代、地球は総人口の98%を失っていた。
ロック社は、オート・マタと呼ばれる人工知能ロボットを開発。
少なくなった人類のサポート役として、労働に、医療に、家庭に活躍していた。
そのオート・マタには、核となる2つの基本プロトコルがあった。
・人に危害を加えない
・自他共に改造を加えない

この2つのプロトコルだけは、いかなる者も変更する事は不可能とされてきた。
それが開発元のロック社の技術者でも。
 
そんな中、ロック社に勤務するサポート担当者のもとに、
「自分の修理を試みていたオート・マタがいた」との連絡が入った。
その話を追う彼の人生は大きく狂わされて行くのであった。
 
 
好みのAIロボットものの話。
カギを握る二つのプロトコル
その一つ、「人に危害を加えない」によって、一方的に反撃できずに
頭を撃ち抜かれてしまうオート・マタが可哀想に感じる場面もある。
観ていて、人間とロボット、悪者はどっちなんだろう?とすら思ってしまう。

そういう点では、こういった人工知能の反乱系の話はいくつもあるが、
一方的に反乱を起こした人工知能が悪者に描いていないのは、異質で面白みがある。