虹蛇と眠る女

「虹蛇と眠る女」

二コール・キッドマン主演。
砂漠の小さな町に移り住み新生活を始めていた4人家族。
ある日、姉と弟が突然行方不明となる。捜索隊の炎天下での必死の捜索もむなしく、
二人は見つからないまま日を重ねていった。
精神的にも追い詰められていく夫婦。事件の真相を追う警官。
お互いに秘めた思いを持ちながら二人の行方を捜すのだが…。
 
 
心理サスペンス。次第に追い詰められていく母親(ニコール・キッドマン)の姿が良く描かれている。
しかも相変わらず妖艶で魅力的。 
 
以下、ネタバレ的。
結論には納得できない人も少なくないのではなかろうか。
どうまとめるか、はそれほど大事ではなかったと言う事かな。
観ている側としては、やはり二人の安否が一番気になる所。
そして、次に何故そう至ったのか、経緯。
その辺を収束せずに終わってしまうと、ミステリーとか心理サスペンスとか、
そういった感じで観ていると側とすると「もやもや」が残るだけになってしまう。
 
逆に言えば、そう思ってみなければ、謎か解明されていようがいなかろうが、
伏線的に登場した虹蛇の言い伝えについて回収していなかろうが、関係ないとも言える。
しかしそういう感覚で観て、この作品を面白いと思えるかはわからないけどね。