女が眠る時

「女が眠る時」

女が眠る時

女が眠る時

西島秀俊主演。ビートたけし忽那汐里出演。
 
行き詰まりを感じていた作家が、夫婦でリゾートホテルで1週間の休暇をとる事にした。
プールサイドで寛いでいる時、歳の離れたカップが目に留まった。
「二人はどういう関係なんだろう」
二人の事が気になり、次第に踏み入れてはいけない領域に足を踏み入れてしまう。
 
 
海外原作のミステリー。時折差し込まれる作家の「夢」が、現実と虚構を織り交ぜて
観ているこちらをもカオスの世界へと引きずり込んでいく。
そして何と言ってもビートたけし演じる謎の男。このキャラクターが魅力。
逆に一緒にいる女性役としての忽那汐里は、個人的にはミスキャストだったかも。
魅力不足、というか。…ただの好みの問題かもしれないが。
 
何となく真相は読めてしまう感じはあるが、それはそれほど問題ではない。
このカオスな感覚を楽しむ作品なんだと思う。
そういう意味では、友情出演しているリリー・フランキーはかなりカオス感出ていて
この作品にマッチしている。