デッドプール

デッドプール

アメコミヒーローの実写映画化。
 
元特殊部隊の傭兵だった男が、恋人と結婚の約束をした矢先、
末期ガンである事を知らされる。そこにある組織からの来訪者が現れ、
彼についていけば「末期ガンが治せる」と聞かされる。
恋人を悲しませたくない一心で組織に着いて行ったのだが、そこで待っていたのは
想像を絶する過酷な試練だった。
 
 
とにかくセリフ・内容が下品。「ヒーローもの」と思えない内容。
そこがイイ。凄くイイ。
これまでのアメコミヒーローものを好んで観てきた人には毛嫌いされるかもしれない。
自分としては、こういう内容だから観れた、と言えるかも。
普通の勧善懲悪な正義のヒーローものだったらパスしていたと思う。
こういった「子供には見せたくない」ぐらいのパンチの効いた内容が良かった。
登場人物の個性も生きていて下品の中にセンスを感じる。
下品に作ればそれでいい、って訳じゃない。
やはりセンスがないと面白さは出ない。